2018 籠屋ブルワリー工場見学(東京都狛江市)

11月11日(日)。天気にも恵まれて、ビール飲みに行くには申し分ない日曜日の昼下がり。和泉多摩川駅にある、マイクロブルワリーの「籠屋ブルワリー」に訪問してきました。

エールハウスとオアシス。そして一緒にお付き合いして頂いた皆様で総勢20名。ありがとうございました。

今回のツアーでは、始めにスライドを使って、丁寧に説明して頂いた後に工場見学をさせて頂くという二段構成でした。

その為、二階に上がった所にある、セミナールームを使わせて頂いたのですが、中々の素敵な趣の建物。お宅訪問的にあちこち見ちゃいます。

中央の吹抜けの階段上がったら、テラス席等もあったりして。ここで飲んでも気持ち良さそう♪

籠屋ブルワリーのビールのコンセプトに掲げる、ビールの艶やかさ。キレイさ。優しさ。こちらは、ビールの見た目だけでなく、雑味の香りやフレーバーの混入を防ぐために、小さなスペースでも無駄無くシンプルに。一度の醸造量は少ないからこそなのか、ビールを煮込む時の撹拌速度や、ポンプで釜を移動させるスピードを緩やかに調整して、優しく運ぶようにしたり。

酵母研究にも熱心で活きた新鮮な酵母にこだわったりして、独自のオリジナリティを考えてるようです。

杉の木桶もありました~。
後程飲んだリアルエールでは、こちらの樽で仕込んだビールが繋がっていて。ガスの少ない柔らかな、ほんのりランビックを思わせる、優しい酸味にほろ苦ビターな味わい。そして杉の香りも柔らかく絶妙な仕上がりになってました。

カウンターのハンドポンプ。
リアルエールにはウキウキしちゃう。

繋がってたビールで、白麹と桃を使ったサワーエールや、ブルーベリーセゾン等のフルーツビールも、派手では無いですが、しっかり楽しませてくれる上品な造りでしたよー。

地元の狛江ホップを使ったビールもありました。ホップを育てるのも大変そう。

狛江では、カスケード、チヌーク、マグナム、ソラチ等を自家製ホップで栽培中。
5年から10年で、やっと使えるようになるとか言ってました~。

中にある黄色い花粉みたいな見た目のを指で擦ると鮮やかに香りが広がりました。
狛江のホップ。今後の動向が楽しみです。

色々と籠屋ブルワリーの歴史や理念等
教えて頂いて、見学させて頂いて。
艶やかで奥深いビールと、発酵料理のペアリングを楽しませて頂きました。

ビール以外にも、元々酒屋さんだけに、日本酒や焼酎、ワインにウイスキーと盛り沢山。アランウイスキーの樽買いしたカスクウイスキー等もあって、後半はそっち方面班と、カウンターで日本酒を飲み比べ始めるメンバーも居てました♪

ゆっくり、じっくり楽しめる籠屋ブルワリー。是非お近くに行った際には立ち寄ってみては如何でしょう。
12月1日(土)には周年記念のイベントも開催するみたいですよ~♪

お付き合いしてくださった皆様。
ご案内して頂いたお店の皆さま。
大変お世話になりました。
ありがとうございました♪

記 やっしー