2012世界のブルワリー紀行 ISHII BREWING COMPANY 編(西崎 智子)(アメリカ・グアム)

みなさん、ビール好きですかぁ??
ワタクシ、だぁいすきで~す!!

それもこれも、ぜーんぶ、このお店のお・か・げ♪

池袋 Ale House Beer&Live Stage

この店で働きながら日本各地をはじめ世界のビールを飲むうちに
その奥深さに取り込まれていった27歳、独身O型うお座女。

今年10月にグアムに行く機会があったので、いっちょ世界のブルワリーを見てこようじゃないか!と
Ale Houseのオーナーに連絡をとってもらいToshi's IPAの創始者、石井敏之さん&ゆきこさんご夫妻にお会いしてきました!!

※石井さんの経歴などは下記サイト記事でもごらんになれます。

『石井敏之氏がグァムにブルワリーをオープン | 日本ビアジャーナリスト協会』
http://www.jbja.jp/archives/237

突然の申し出にも関わらず、快く見学を受け入れてくださった石井ご夫妻。
しかも、のんべえなワタクシのお友達も同伴で!笑どこまでも続くグアムの海のように心のひろーいお二人・・・♪

ホテルのロビーで待ち合わせ、トシさんの運転する車で移動すること約10分。
さびれたショッピングモールのような建物(・・・失礼!!)の地下駐車場に車を止め
「寄り道でもするのかな?」と思っていたら、もう到着してました!(笑)

まさかこんなところでビールが造られているなんて想像できないような、間口の小さな入り口。
でも、ちゃぁんと「ISHII BREWING CO.」の文字がありました!

『おらビール工場だぜぃ!機械ドッシャンガッシャン!』

みたいなのを想像していたので、なんか拍子抜け・・・
というかオフィス移転直後っすか!?てなくらいシンプルな空間でした。

それだけ無駄がなくシンプルにビール造りに集中できるのでしょう。
飲むことはだいすきだけどビールの造り方に関しては全くのド素人のワタクシ。

丁寧に、原材料から造り方まで教えていただきました!
麦芽(赤いバケツに入ってるやつ)を粉砕機で砕きーのお湯にいれーの、

こしてホップいれーの酵母いれーのその後、熟成。
というのがざっくりとした造り方です。(ざっくりしすぎてすみません!!)

で、原材料の麦芽をローストしてたりホップの量が多かったり少なかったり
香り付けでフルーツとかも入れてみたりで本当にいろんな種類のビールができるわけなのですが。

石井さんは自分の出したい味を作り出すためなら手段を選ばず挑戦する!というスタンスでビール造りをされている印象を受けました。
例えば日本国内の主なブルワリー・工場では、原材料の確保は商社を通して行うため、
輸入可能な限られた種類のなかで自分たちの分量を研究することでオリジナリティを出しています。
でも、結果として商社を通すわけですからその分、割高・融通も効かなくなります。

トシさんは個別のネットワークと語学力、交渉力で独自で原材料を確保し、自分の目指す味をとことん追求しています。
そんな想い・努力がたっぷり詰まったビールがマズイわけがない!もちろん、ブルワリーでおいしくいただきましたぁ♪

現在、Pale Ale と IPAの2種類を作っていますが新作も研究中とのこと。

ただ、残念ながらトシさんご自身の希望として「グアムを代表するクラフトビール」を目指しているため
日本での販売などの計画は全くないそうです。まだまだグアムの現地住民の方には

「おいしい地ビールを飲む」という感覚が根付いていないようですが、いずれ
「グアムといえばMinagof!!」と現地の方がオススメするそんなビールになると思います!!

みなさま、グアムに行くことがありましたら、ぜひ一度立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
また、グアム市内でMinagofビールを飲めるお店も徐々に増えてきています。ぜひ、飲んでみてくださいね♪♪

最後にみんなで記念撮影!一番右がトシさんです。

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<<ブルワリー情報>>
■ISHII BREWING COMPANY
Tel/fax 1-671-649-0141
http://www.ishiibrew.com/
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http://ishiibrew.com/ishiibrewimages/minagofjapanesemap2013-1.pdf