2014 鈴木2号のロンドン日記

ロンドン初日 夕方到着~夜

ロンドンが呼んでいる。
また、僕をロンドンが呼んでいた。
2014年11月初頭、僕はロンドンにいた。
こうしてロンドンにまた訪れることが出来るなんて思ってもみなかったのだ。
8~9年前にはまるで夢のようなロンドン旅行をした。
トイカメラで撮ってきた写真もぼやけた写真ばかりだった。
その時は、初めての海外旅行ということもあって何から何まで新鮮でワクワクしてて妙に興奮して、それ以上に不安でドキドキしていた。
それは、童貞を捨てた時の様な青く靄がかった世界から眩しすぎる朝陽で目を覚ました朝にボーっと一人、トイレで
昨夜の出来事にほくそ笑んでる感覚。

そして、8~9年後の今回のロンドン旅行。
やっぱり、同じようでもあった。
でも、前回の様な夢の世界に浸るような気分ではなかった。
しっかりとした目標、目的地、目論見、しっかりとした視界を目をかっ開いて確保し、しっかりとそのレンズに叩き込む必要があった。
目に映るもの、感じくるもの、出会う人との感触、その場所の雰囲気、光の強さ、空気の揺れる 温度、そんないろいろな、ひとつひとつを肌に刷り込むように、自分の血肉と化せることに集中しようとしていた。
でもそれは、結局のところアルコールが入った途端に、バラバラと神経が崩れ落ちて抽象的に僕の体はロンドンの夜に散った。
それでも、僕は、猫の脳ミソと極端な話あまり変わらないと思われるソレで、思い出しては考えて、考えては忘れて、そしてまた今思い出す。
今回のロンドンでの滞在は3日間。
初日の半日~2日目~3日目~最終日の半日といったスケジュール。
初日。16時くらいにヒースロー空港に到着する。

12時間のフライトはさすがにキツイ。
タバコが吸えないこともそうだが、それ以上に尾骶骨が痛い。
機内では少 し睡眠がとれた。前回はアブロード童貞で一睡も出来なかったが、今回は緊張もほどほどに眠ることが出来た。
それでも、わずか2,3時間でしたが・・。
ヒースロー空港到着直前まで、シート設置のインタラクティブモニターで「はじめてのおつかい 3時間スペシャル」があったのでそれを見てたら、やはりB.Bクイーンズの例のあの歌で号泣。
近藤房之介のシャウトはスゲーな・・・と思いながら、涙目で入国審査。

入国審査にあたり、ちょいといっちょハッタリをかましてやろうと思い「イギリスに来た目的は?」と聞かれたので、
「ビールを飲みに来た」と答えたら、審査のおばちゃんが笑ってくれた。
「パイントサイズで飲むんですよ」と乗って返してきたので
「もちろん、そうするよ」と答えたら、
「飲みすぎには注意してね」と言ってくれて、そのパーフェクトなやりとりでだいぶ僕の中の不安が減退した。
「よし、幸先のいいスタートだ!この調子で気楽にいくぜ!」
と意気揚揚にゲートをくぐり、荷物をピックアップしてウロウロと出口を探していると後ろからちょっとイカツイ黒人男性の空港職員に呼び止められる。
「え!なになになに??」とちょっと逃げ腰でその場をかいくぐろうとしたら検問室みたいな所に入らされ、バッグに中身を見せろと要求してきた。
煙草の数を確認させられて無事解放、愛想のない感じの職員だったためか、そのやりとりでだいぶトーンダウン、ちょっとまたイギリスに対しての不安が募る。
その気分を引きずりながら、地下鉄に乗り込み、宿があるロンドン中心地、ラッセルスクウェアを目指す。

前回も思ったことだが、まあ、外国人だらけ・・・。
当たり前だが、ほんとにそう思った。
だから、その地下鉄の同じ車両に乗っていた日本人と思しき一人で居た女性(30~40代)が観光ガイドを読んでいたので、その人に声をかけようかかけまいかを、考えあぐねていたらいつの間にか、どっかの駅でさっさと降りていた。
しかし、あとで考えてみたら、声なんてかけなくてよかったと思った。
特に用もなく、ただ旅の不安を取り除くための、同じ国の人になんとなしに、声をかけてみるなんてそんな行為は断然弱気な行為だ。そしてなによりも、ダサい。
結局イギリス滞在中に日 本人の人に声をかけたのは、同じホテルにいた日本人団体ツアーのガイドさんにホテルのWI-FI環境を尋ねた1回だけだった。
(あ、あと1回はそのツアー客の女の子に何処から来たのかを聞いたかな・・・)
宿のあるラッセルスクウェア駅に着くともうあたりは暗くなっていた。
駅前の花屋の灯りがとてもきれいに目に映った。
ロンドンの駅、道路にはところどころに標識で周辺地図が詳しく書いてあり、とても親切に感じた。
駅の作りも、とても分かり易く、案内板も的確。地下鉄(TUBE)は路線ごとに色で識別できるようになっていてそれもとても分かり易い。それに比べて、日本の駅の作りはなんだかわかりづらい。案内板が複雑すぎるんだきっと。
日本に住んでいる僕が未だに渋谷 の駅で、あまり使わない路線に乗るときに時々迷うくらいだから、日本に初めて来た外国人の方は、日本の電車に乗るのは大変だろうな・・。
その標識のお蔭でホテルはすぐに見つかった。まあ、前回の旅でも大活躍したロンドンのかなり細かい道まで乗っている詳しい地図(LONDON A TO Z)と照らし合わせながらでしたが。
(その後も今回の旅でこのLONDON A TO Zは大活躍する)
ホテルはROYAL NATIONAL HOTELという1000室所有の超巨大な観光ホテル。

いろんな国の人が、いろんなファッションをして、そして泊まっていた。
(このホテルでの奇跡の出来事があったのだが、そのお話は番外編で後々お話します。)
とりあえず、レセプションで早く帰りたそうな顔をしながら働いていたお姉さんにチェックインをしてもらい荷物を部屋に無造作に置いて、いざ、街へ繰り出した。
まずは、2駅ほど離れたコヴェントガーデン駅にあるLAMB&FLAGというパブ目指した。
そのパブは、我が池袋エールハウスオーナーの鈴木氏がロンドンに来るといつも訪れるというおススメのパブだ。オーナー鈴木氏はこのパブとちょっとした交流を持っていて、今回僕がロンドンを訪れるにあたり、事前にLAMB&FLAGでのオーナー鈴木氏の思い出の写真の数々をアルバムにして僕に持たせていた。
ぼくは、それをLAMB&FLAGに届けて、尚且つ、池袋エールハウスのオリジナルグラスもプレゼントとして持って行って渡すというミッションが下されていた。
そんなミッションを遂行すべく、そのLAMB&FLAGを目指した。
と、その駅の目の前にマークス&スペンサーというまあ、日本で云う、西友やらダイエーみたいなスーパーを発見。
ここは両替所も設置してあり、ここでの換金率がなかなかいいということを、ロンドン通のお客さんから聞いていたので、すかさず両替を試みた。
噂通りで、やはり空港や街角の両替所より換金率が良かった。
(ロンドン旅行の際にはここでの両替をお勧めし ます。)
この日のマークス&スペンサーでは、ちょっとした微笑ましい出来事があった。
それは、商品棚と商品棚の間の狭い通路で、他のスタッフに商品の入れ替えかなんかであれこれ指示をしていたエリアマネージャー的なスーツ姿のショップスタッフとすれ違った時のこと。
僕が背負っていたリュックに付いている細い輪っかが
そのスタッフのスーツのボタンに引っかかって引っ張り合いみたいになった。
空港の検問職員と違って、彼は気さくな方で、お互い笑い合いながら絡み合った彼のスーツのボタンと僕のリュックの輪っかをゆっくりと外すというシュールな場面があった。
ちなみに、彼はイケメンだった。きっと、綺麗な彼女にその後、この話をしたのかもしれない。
気さくな店員と言えば、そのコヴェントガーデンにあったスタバの店員さん。
若いくせにヴェテランの風格がある感じの、いかにも
「高校からバイトしててそのままフリーターでコアアルバイターとしてやってます!」
的な小太りのあんちゃん(ジャック・ブラック似)が、なかなかよかった。
注文の際に「日本の方ですか?」と声をかけてきてくれて、
「はい」と言ったらおっきな声で「アリガトゴザマース!」と叫んでくれた。
また明日来てやろうかな、コノヤロー、と思わせてくれた。
(実際、次の日このスタバに行ったが、ジャック・ブラックは居なかった)
そんなこんなで、無事(でもないかな・・)LAMB&FLAGを見つけて、とりあえずビールを注文。
ゲールズシーファラ ーズ(Gales' Seafarers)というビールを注文。これは3.6%のエール。

売り上げの一部が海事のチャリティであるSeafarers UKに寄付されるらしい。
このゲールズというブランドは池袋エールハウスでもお馴染みの英国代表的ブランド、フラーズ(FULLERS)が2005年に買収したブランドである。
(副音声:いや~~うまかったです。ロンドン1発目のビールということもあり、やはり印象深かったっすね・・・。スイスイ飲めちゃいました。やっぱり好きです、こういったビターと呼ばれるエール。もちろんハンドポンプでのサービング。最高でした!)
ちょうどそのハンドポンプの前あたりのカウンターで立ち飲みしていると横に常連さんらしきジャック・ニコルソン風おじさん(以下:シャイニング)が立ち飲みしていたので話しかけてみた。
さっきロンドンに着いたこと、このへんにライブハウス、または、 クラブはあるのか?など現地の生の情報収集をしてみたが、そのシャイニングのおススメするクラブは一昔前の音楽がかかる大箱のクラブ、まあディスコみたいなところの情報だった。しかも、ちょっと遠いじゃねーかってことで、シャイニングの情報は参考にはならなかったです。
シャイニングに見切りをつけて、外に煙草を吸いに出たら「火を貸してくれ」と言われ、貸してあげたら、
「巻きたばこ吸ってみるか」と一人のおじさんに声をかけられた。
怪しさはなかったので快くもらってお返しに日本製の僕のタバコを1本あげた。
その、おじさんはポールというバンドマンだった。

ポールはGジャンの着こなしが格好良かった。
シャイニングのトラックの運ちゃん風ジャンパ ーとは雲泥の差だった。
ポールは「M」という名前のパンクバンドでベースをやっているという。
年代的に80年代ニューウェイブ/パンクだと思った。
まあ、だから、そのへんのバンド名を羅列してみた。
FALL、SHAM 69、P.I.L、JOY DIVISIONまあ、あとは当然CLASHとか・・・
そしたら、やっぱCLASHにひっかかった。
で、一緒に一節
♪ジャッツジャッツジャッツジャツ
ジャッツジャッツジャッツジャツ
ジャッツジャッツジャッツジャツ(デ~ン)
ジャッツジャッツジャッツジャツ (デレデデ~ン) 
ロンドンコーリング~トゥザファラウェターウン~
やっぱ、ロックは万国共通ですね~。
そんで、ポールにバンドのバッチ をもらって(帰ってきてライダースの襟に付けたぜ!)
バイバイして、
またコヴェントガーデンをうろうろした。
オーナー鈴木氏から預かったブツは後日また来て渡そうと思った。
(何故なら、お店は結構混んでいて、スタッフは慌ただしくしていてこれではせっかくのプレゼントやらなんやらにまつわる話が出来そうにもない感じだったので・・。)
コヴェントガーデンは昼間はマーケットが駅前で催されている。
「APPLE MARKET」という洒落た名前のマーケットには、アーケードの天井に直径3メートルくらい(大玉ころがしの玉くらい)の赤いメタリックな巨大オーナメントがたくさん吊られていた。
こういったシンプルかつ大胆な装飾や、色彩センス、はロンドンのいろいろな場所で目についた。自然に取り入れられる美的センスが日本のソレとは切り込む角度がちょっと違う気がした。
そういったものを見るたびに、ため息が出て、素直に憧れた。
もう22時を回っているこの時間はさすがにマーケットはやっていない。
でも、観光客らしき人々はマーケットの近くにある電飾が見事な大きなクリスマスツリーの前や、ライトアップされた
セントポール教会の前で写真を撮ったり、クリスマス前の煌びやかな ムードに浸っていた。
僕はそんな光景を横目で見ながら、
「シャンプー買わなきゃ、歯ブラシ買わなきゃ!」とか考えていた。
(ホテルのアメニティーは石鹸のみでそれ以外は用意が必要。日本みたいにいろいろは用意してくれてないのね)
そんで、近くにTESCOっていう完全なるスーパーで、水、歯ブラシ、歯磨き粉、シャンプー、ポテトチップス、を買った。そんで、そこは無人レジ。それはなかなかの戸惑い。やり方を隣の人を見よう見まねで悪戦苦闘。

「やべー、なんか音が鳴ってる・・・。」「動かねーぞ、これ・・・」みたいなことをやってたら5分から10分かかった。
そんで、スーパーを出ると何やらカップルが修羅場。
TESCOの前でガチ修羅場。
修羅場 AT THE TESCO !!
女の子が泣きながら何かわめいている。
別れ話だ。
この雰囲気も万国共通なんだな・・。と・・・。
それから、また宿にあるラッセルスクウェアに戻る。そして、その道すがら、初日の奇跡の出来事が起こる
(前述したが、追ってこの出来事はお伝えします)。
その出来事で、疲れが一気に出て、ぐったりのまま、すげー腹が減っていたことに気付く。
ホテルのディナーは24時まで。あと30分でCLOSEのところを滑り込みで飯にありつく。
サーモンソテーののミントソースっていうのぐらいしか、お腹が膨れるのがなかった。
サーモンよりジャガイモがゴロゴロと存在感があって、逆にこのゴロゴロがお腹にたまってよかった。

味は、ん~~~なんか歯磨き粉みたい・・(笑)
それでも、美味しかった。
そして、ホテルのWI-FIはこのレストラン内のみしか使えないらしく必死で、ネットにアクセス。やっと、フェイスブックに入れたので、たまたまその瞬間にメッセージをくれた
池袋エールハウスの常連お客様の一人とコンタクト。
何故か「助けて~」とメッセージを送りつけたら、
「ロンドンまでは助けに行けません」とレス受け取り、苦笑い。
いや、でもやっぱり言葉の問題もそうですが、文化の違いや、日本との生活環境の違いなど、やはり、ストレスがかかりまして・・・。
とりあえず、部屋に戻り、事前に用意したパブの資料やなんやらを整理しながら明日、明後日の作戦を練っていたらいつのまにか、眠りこけていました・・・。
こんな 感じで1日目は終わっていきました・・・とさ。

ロンドン2日目・午前~昼過ぎ

その日は比較的スムースに目覚めた。
起きた瞬間「ハッ!いったい此処は何処だ・・・」というお約束の感覚は・・・・やっぱりあった。
そうだ、ここはイギリスだ・・・。
枕元付近には昨晩、調べたりメモしたりした紙がグシャッとなっていてそれを見て、なんとなく昨日の記憶と今現在の状況がくっつき始めた。
「そうだ、今日は昼にいろんなパブに行って、夜はLIVEに行く予定なんだっけ・・・」
シャワーを浴びて、一階の食堂にイングリッシュブレックファーストなる朝食を摂りに行く。
なんてことないただの食パン(といっても日本の食パンよりも薄くて固い)とシリアル3種類くらいとコーヒーとかミルクとオレンジジュース。あとフルーツとヨーグルト。これらを自由に取って行くスタイル。

日本の朝食バイキングより、かなり簡素でバリエーションがない・・・。っていうか、日本の朝食バイキングが凄すぎるんですね、きっと。まあ、追加料金を払えば、ソーセージやら目玉焼きやらを付けてくれるのだが、この後行く、パブでFISH&CHIPSを食べようと思ったので、やめておいた。
軽い量の朝食を食べながら、窓の外を眺め ると、出勤中のOLさんが通りを大きな歩幅で通り過ぎてゆく。
プカプカと煙草をふかしながら歩いていた姿が印象的だった。
ロンドンでは結構、街中のあちこちで煙草をふかしている人の姿をよく見かけた。
しかし、別にそれがマナー違反な行為であるような雰囲気もなく、自然な行為として街並みに溶け込んでいる。もちろん歩き煙草などは先進国のマナーとして良くはないが、日本みたいに過敏ではない。ロンドンのタバコに関するマナー、その辺は、グレーな感じなのだろうか・・。
ちなみに、パブでは店内は完全禁煙のところがほとんどだった。そのかわり、店外ならどこでも吸っていいよ的な
雰囲気があった。街中にはところどころ、ゴミ箱と一体化した灰皿も設置されているので、 路上喫煙は特に問題はないが、マナーとして人通りの少ないところや、灰皿付近で吸うのがベターでしょう。

朝食を済ませ、地下鉄でLONDON BRIDGE STATIONへ。

昼前くらいから、ロンドンブリッジ周辺のパブの位置を確認しながら、散策。
パブが開いていたら入って飲もうとしていたが、さすがにまだ10時、11時にやっているパブは少ない。
それでもやっているパブもあった。
まず入ってみたのが「MUG HOUSE」というパブ。
http://www.davy.co.uk/mughouse

ワインがメインらしいが、もちろんビールもいろいろあった。
ここで飲んだのはALC4.8% の「Davy's Wallop」というビター。

独特のドライホップの香りと風味、ちょっと焼けた甘いモルティ&フルーティーなバランスできれいな苦味。
FISH&CHIPSと一緒に飲みたかったが、まだFOODの準備がされてない様子だったので、ビールだけで我慢。客も僕と、老夫婦と3人しかおらず、パブっていうか、カフェっぽい雰囲気でした。
老夫婦はコーヒー飲んでましたね。洞窟風の店内が素敵でした。

さて、次はどうしようかなって言うことで、パブを探すと、やっぱりまだOPENしてないところが多く店が開く時間まで、歩くか・・・ということで、歩いているとマーケット出現!!ガイドブックなどでチェックしていた「バラ・マーケット(Borough Market )」だ。
精肉、野菜、きのこ、スパイス、などの食材、そしてパン、スープ、ソーセージなどの調理加工品がそれぞれの専門店ごとに屋台スタイルでズラリと並ぶ。
小さなサイズの座布団ぐらいあるPIZZAや、赤ん坊ぐらいあるパンなど、まあ、全体的にデカい…。
スープが入ってる鍋もデカい。デカいだけでなく、それのまたデザインもかっこいい。
ロンドンで思ったのが、こういった調理器具や生活必需品、消耗品などの実用的なもののデザイン、素材、質感などが
スタイリッシュだったり、カラフルだったり、時には、アンティークだったり・・・。
美的センスに優れている国だなと思った。街並みだってそうだし、街灯、カーブミラー、外壁、駅の掃除道具でさえも・・・。
そういったことが、マーケット内で店舗を構えるボトルビール(英国のみならず世界中のクラフトビール)を中心に扱う「UTOBEER」でも見れた。そう・・・ボトルのラベルデザインがどれもかっこいい。

ここでTHE IKLEY BREWERYのHOLY COWクランベリーミルクスタウトっていうものを購入。
(クランベリーミルクスタウトってどんな味だ?って思い、日本に帰ったらスタッフ皆でテイスティングしよう
と・・実際、飲みましたが、サプライズ的な味ではなく甘みと酸味のバランスの良いスタウトでした)
ここのブルワリーのデザインは秀逸なので是非↓をご覧ください。
http://www.ilkleybrewery.co.uk/our-beers/
ちなみに、そのクラフトビール専門店「UTOBEER」には
日本の常陸野NESTビールの商品も陳列されていました。
http://www.utobeer.co.uk/

そしてこのUTOBEERが経営するクラフトビアバーがマーケットの近くにあった。
「THE RAKE」という名のお店である。
http://www.utobeer.co.uk/the-rake/
店内はこじんまりとしていて、パブとはまた一味違った、綺麗でスタイリッシュな印象。

窓が大きいため、自然採光が店内を明るく見せていた。最近、次々ととオープンしている日本国内でも人気のクラフトビアバーのそれと似た雰囲気だった。
スタッフの方はとても親切で、気になるTAPのビールに対して質問すると、説明もそこそこに「とりあえずこんな味だよ」と少量をグラスにいれてくれて、テイスティングさせてくれる。
意外とロンドンのクラフトビアバーではこういった購入前のテイスティングはよくある光景のようだ。
テイスティングした中でちょっと珍しいビールがあったのでそれを正式に注文した。
ELGOO DS BREWERY「Q.E. APPLE & VANILLA」というベルジャンスタイルのウィート(小麦)ビールだ。

ウィートだけあってもちろん色は白っぽい。
ベルジャンということで、少量のハーブ&バニラビーンズが使われているようだ。そしてリンゴジュースを
ブレンドしている。
スッキリとした甘みでALC4.0%なので、大変飲みやすい。香りも良く、名前通りまるでバニラのよう。
日本の若者にでも受けそうな味である。
http://www.elgoods-brewery.co.uk/qe-bottled-beers/
THE RAKEをあとにして、やはり
「やばい、FISH&CHIPS食べたい!!」と思ってうろうろしてると、
テムズ川の眺望が良い感じの大箱のパブ発見。
開店したばかりの100席以上はある大きなパブは当然まだ、がらんとしていた。
「THE ANCHOR」という名のパブは観光客向けのパブで、フードに力を入れている
いわゆるガストロ・パブ系だ。パブ・ランチにはちょうど良かった。
http://www.taylor-walker.co.uk/pub/anchor-bankside-southwark/p0977/
カウンターで、ビールと
「THE ULTIMATE FISH&CHIPS」
と書かれたメニューを何の迷いもなく注文。
窓際の席を確保して、座りながら店内を隅々まで見渡す。
アンティーク風のいすやテーブルは、少し使い込まれた様子でところどころ黒く汚れ、その部分だけ
光を反射して輝いていた。
そして待ち兼ねて、運ばれてきたFISH&CHIPSは予想通りやはり・・デカかった・・また、デカかった・・。

白いお皿に豪快に敷き詰められたチップス(フライドポテト)の上に、FISHのフライが乗っており、その上にハーフカットされたレモンが乗っていて その脇にはグリーンピース、そしてタルタルソースが添えられているイギリス定番スタイル。ちなみに魚はCOD(コッド・・・日本で云うところのタラ)を使用。
イギリスではFISH&CHIPSに使う魚はCODが圧倒的に多いようだ。
そして、日本に帰ってきてから発覚したことだが、このパブはFISH&CHIPSが美味しいことで評判の店だった。
確かに、完璧な味だった。カリッとしたクリスピーな衣と柔らかな肉厚白身魚のコントラスト。
モルトヴィネガーをたっぷりかけると、さっぱりと頂ける。ちなみにヴィネガーは赤いラベルでお馴染みのARSON’Sのものだ。グリーンピースも箸休め的に良い役割を果たしており、彩りを良くしてくれていた。
しかし 、やはりかなりのヴォリュームで、ちょっと口へ運ぶペースが落ちかけて、ギブかな・・と思ってきた時に「14ポンドも払ったんだ!(1ポンド=約190円)、もったいないぞ!モッタイナイお化け出ちゃうぞ!
」と心の声がしたので後半は意地で全部食べてやりました。
そして、無事完食!!
「THE ULTIMATE FISH&CHIPS」を完璧に制してやった。
その後、THE ANCHOR付近にあるウィスキー専門ショップに立ち寄った。
その名も、「THE WHISKY EXCHANGE」。

https://www.thewhiskyexchange.com/shop/vinopolis/shop
天井の高さまである棚に所狭しと並ぶ、ウィスキー、スピリッツ。
珍しいものから定番のものまで、ここに来れば大体手に入るような品揃え。
ここでは、お土産用スモールサイズのウィスキー、そしてラムを買った。
ウィスキーはST GEORGE’S DISTILLERYの
「THE ENGLISHWHISKY CO.CHAPTER 6」というもの。

http://www.tanners-wines.co.uk/the-english-whisky-co-chapter-6-rare-single-malt-whisky-70cl.html

この蒸留所は2006年に開設された蒸留所。そして、場所はスコットランドではなく、イングランドだ。
NORFOLKという場所にあって、現在イングランドにある五つの蒸留所のうちの一つだ。
蒸留酒に関して言えばウィスキーなら、いわずもがなスコットランドで、それに対するイングランドはジン。
イングランドでウィスキーを造っていたことはあまり有名ではない。
1900年くらいまでは造っていた記録があるものの、ここ100年は蒸留所を構えての本格的なウィスキー造りはされていなかったらしい。そして2003年あ たりからイングランドでも蒸留所がまた出来始めてウィスキー造りが行われるようになったのだという。
お土産として購入したウィスキーは2010年仕込みの2013年ボトリングのもの。
約3年しか熟成させていないため、色は薄いゴールド。帰国後に試飲してみたが、やはりニューポットに近い、まだまだ荒々しい状態のものだった。(モノとしては珍しいので、ウィスキー好きの方でこの記事を読まれた方は、ひと声かけて頂ければ、試飲をしていただけますので!!)
これからが、楽しみな蒸留所でもあります。
そしてラムはデザインセンスの良いKRAKENのBLACK SPICED RUMの小瓶。
これは日本でもお目にかかれるラム。ただ、このかわいい小瓶サイズは日 本では売っていないらしいので、お土産にはいいかもしれません。
こういったものを物色している最中に、台湾人親子とちょっとしたやり取りがあった。
急にお父さんの方が「どこからきたの?」と聞いてきたので「日本の東京だよ」と答えて、その後、互いの国のウィスキー事情を話したり、「これ知ってる?」などとボトルを手に取って紹介し合ったり・・・。
台湾のウィスキーで今、
カヴァラン
http://www.emanak.co.jp/kavalan/
というウィスキーがかなり評価されていて、話題になっている・・・と来るならこちらも負けじと、イチローズモルトを紹介してみたり・・・
などのやりとりをして、ちょっといい触れ合いが出来た。
ALE HOUSEのショップ名刺を渡したので、日本に来た際には寄ってくれればいいのだが・・・。
そうこうしているうちに昼下がりになるので、せっかくだからロンドンブリッジをちゃんと見ておこうと思い、観光客でごった返す(自分もそのうちの一人なんだが・・)、川べりを散策。

哀愁漂う大道芸人と写真を撮ったり、野生のリスを目撃したり、それなりに満喫しました。ただ、ちょっとほろ酔いでホンワカパッパ していたので、記憶がボヤっとしてましたが・・・
この後は、僕の好きな街、CAMDENを目指します。

DRINK TRAVEL エールハウスお酒の旅

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