DRINK TRAVEL 2019 笹の川酒造・安積蒸溜所見学

福島県郡山市

福島県郡山市の江戸時代から続く創業254年の日本酒の酒蔵「笹の川酒造」さんの東北最古と言われている「ウイスキー蒸溜所」安積蒸溜所に来ました!

ちょうど仕込みの真っ最中

現在のところ発酵はステンレスタンクですが、
これから米松の発酵タンクに代わる予定。

戦後からウィスキー製造を続け、一時的にお休みしてましたが2016年にポットスティル2台導入して再稼働となりました。

漆喰の白壁の中に日本が誇る三宅製作所のポットスチルが2台(初留釜が2000リッターと再留釜が1000リッター)

1日に200リッターくらいのハートと呼ばれる原酒ができるそうです。

スチルは高さが低くて、アームが短く傾斜があまりないので

力強いストレートな原酒ができるそうです。アルコールは63度に調整してバーボン樽に樽詰め

バーボンウイスキーのアーリータイムス樽が多いです。
珍しいもので、山桜樽
や栗の樽がありました。
250リッターのシェリー樽の樽もチラホラ

国産のみずならの樽で、とても貴重です!

イチローズモルトの肥土社長が秩父蒸溜所を建てる前にこちらで2004年から準備を進めていたそうです。

その残りの今は無き羽生蒸留所の樽です。

今は使用していない連続蒸溜器が建物の中にあります。

先日の台風の影響で笹原川の水が流れてきてしまったそうです。笹の川さん由来はこちらからだそうです。

12月の忙しい中で、蒸溜担当の田浦さんに丁寧な対応をしてもらいました。とても感謝、ありがとうございました!

ついに今月にこちらで蒸留して3年熟成の安積ファーストが発売された。オアシス飲めます!

そして、山桜・ラムカスクのウイスキーも置いています。

山桜の木のマドラー