DRINK TRAVEL 2019 鈴木2号ロンドン日記 第3回

ロンドン

2020年2月末の渡英時に食べたFish&Chipsとリアルエールビールをご紹介していきたいと思います。

まず1食目のFish&ChipsはこちらのEAST LONDONエリアのALDGATE駅付近にある「Jack the Chipper」というFish&Chips専門店

店名の「JACK THE CHIPPER 」は、1888年にイギリスで連続発生した猟奇殺人事件および犯人の通称「JACK THE RIPPER(切り裂きジャック)」を文字ったものに間違いないでしょう。

大量のチップス(フライドポテト)と豆の甘みたっぷりのマッシュピーズ(グリーンピースを潰したもの)が印象的でした。

イギリスのマヨネーズはかなりミルキーでワイルドな印象…正直、日本のマヨネーズのが個人的には好きです。

こんな感じでTake Outにもすぐに対応出来るように作り置きもありました。ちなみに、イギリスだとTake Outとは言わずTake Awayと言います。

2食目のFish&Chipsは、泊まったホテルからも歩いていける距離のコヴェント・ガーデン付近にあった「LONG ACRE」という綺麗めのパブで頂きました。

家族連れや観光客が多く、とても入りやすい雰囲気

トイレが広い…そしてキレイ

ここのFish&Chipsはやはり大きかった。添え物のグリーンピースは潰されてない状態のものでした。お腹が空いていたので余裕で全部食べれましたけど…

3食目はロンドンを離れ特急列車で2時間くらいのバーミンガムにて。TakeAway専門店「Rodroj Fish&Chips」のを試してみました。

Eat inも出来たけど、持ち帰り容器で歩きながら食べました

グリーンピースも入ってなければタルタルソースさえも無いという簡素なFish&Chips。TakeAwayにありがちな(前回の渡英時にピカデリーサーカスで食べたTakeAwayのもそうでしたが、)衣は厚めのやつでした。正直、ここのは残念ながらイマイチでした…

最後の4食目のFish&ChipsはPersons Greenにある「THE WHITE HORSE」で。

伝統のあるパブで、年に4回程敷地内パブ裏手あたりでビアフェスも開催しているらしいです。

ズラリと並ぶハンドポンプ!これらから注がれるカスクエール=リアルエールは、地域の醸造所のものが多いそうです。ちなみに、この写真の女の子は新人スタッフで、先輩に注ぎ方のレクチャーを受けてました。

今回の旅で食べたFish&Chipsのナンバーワンはここのものでした!衣もカリッと薄めでカンペキ、魚の身もジューシーでした。付け合せのマッシュピーズにはミントを入れていて、油ものに合わせるのには丁度良いさっぱりとした、且つ、オシャレな味付けになっていました。レモンも表面を焼いていて、理由を聞いたら、絞りやすくする為だとか。いちいち細部にも気が利いていて、素晴らしかったです!

さあ、どうでしょうか皆さん、Fish&Chipsが食べたくなってきたんではないでしょうか?

私もこの記事を書いていて食べたくなってしまいました!そして、作りたくなってきました!

NONSUCHはもう少しお休みをすると思いますが、再開した際には、是非ともこれらの本場のFish&Chipsを再現するべくいろいろ検証、試作を繰り返し作りあげた「NONSUCH TRADITIONAL Fish&Chips」を是非お召し上がり下さい!!

※ 当店NONSUCHのNONSUCH TRADITIONAL Fish&Chipsは、英国国際フィッシュ・アンド・チップス協会(The British National Federation of Fish Friers)からの正式認証を受けています。